群数列について

群数列とは,数列をグループ (群) に分けたものです。
n 項が n の式で与えることが出来る数列は,
階差数列 を用いるほうが早いことが多いため、紹介しません。
群に分けたほうがわかりやすい、下の例題で説明します。

この例題では,分母が k + 1 である項の集合を,第 k 群と呼びます。すなわち,

私が考える、群数列の攻略ポイントは次の 3 つです。

Point 1 各群が,何個ずつの項に分かれるのかを確認
Point 2 第 n 群の末項が,群に分ける前の何番目にあるのかを計算する
これを Gn などとおいておくと便利
Point 3 直前の群までは全部あり,最後の群だけ半端にある。

最後が少し意味不明かもしれませんので、次の問題をめくってみてください。







ここまでと同じ内容の Youtube動画は、こちら

もうひとつ、「同じ数字が並ぶ系」を紹介します。ちょっと凝り過ぎましたが…