ビンゴゲームについて

具体的な塗り方について(8〜16編)

8回以上でビンゴになる場合は重複が発生することが分かりました。
以下、n回目で初めて現れる重複をリストアップしていきます。
dkはn内での場合わけにおいて、
選んだ直線の本数が奇数ならば加算,偶数ならば減算したものです。
n≧8のとき、n回以下でビンゴになる確率は、
となります。
また、直線の名前の定義は次の通りです。
A直線…Freeマスを通る直線(4本)
A1直線…斜め方向のA直線(2本)
A2直線…縦(横)方向のA直線(2本)
B直線…Freeマスを通らない直線(8本)
B1直線…「外側」の辺と接する直線(4本)
B2直線…Freeマスと接する直線(4本)
マスの名称
Mマス…A1直線が通るマス(B直線は2本通る)…8個
Lマス…A2直線が通るマス(B直線は1本通る)…8個
Nマス…B直線のみが通るマス…8個

これから列挙する例は、「ひとつも無駄なマスを使っていない」場合のみです。
例えばn=8の例からは、どの1つを塗っても新しい直線が決まらないため、
n=9では割愛します。
また、B直線のみによってA直線が自動的に追加される場合においては、
その重複、本数に関わらず、二項定理の特殊ケースにより組合せは必ず0となります。
(1011=0、202122=0、・・・)

説明組合せ本数合計
(dk
2本のA直線62-30
B直線と、それに交わるA直線242
A2直線と、それに平行なB直線82-24
交わる2本のB直線162
102本の平行なB直線122-12
11B直線と、それに交わる2本のA直線24348
A1直線と、交わる2本のB直線
ただし、B直線の交点はA1直線上でない
243
123本のA直線43104
A2直線とそれに平行なB直線、
その2本と交わるA直線またはB直線
563
平行な2本のB直線と、それに交わるA直線363
1つのMマスで交わる3直線83
13交わる2本のB直線、
3本目のB直線
48340
2本のA2直線と、Nマスで交わる2本のB直線84
14A2直線と、それに平行な2つのB直線123-136
B直線と、それに交わる3本のA直線84
2本のA2直線と、Mマスで交わる2本のB直線84
平行な2本のB直線と、
それに交わる2本のA直線
364
A1直線とA2直線を1本ずつ、
選ばれたA1上でないMマスまたは
Nマス上で交わるB直線
484
A1直線と、平行な2つのB直線、
3直線に3点で交わるB直線
484
153本の平行なB直線83-136
A1直線と、それに平行なB直線
残り3本のA直線のうちの2つ
244
Mマスで交わる3本の直線と、A2直線164
2本のA2直線と、交わるB直線164
一つのMマス上で交わる3直線と、B直線484
A2直線と、それに平行なB直線、
A2直線と交わる2本のB直線
484
2本のA1直線と1本のB直線。
選ばれたB直線とNマスで交わる2本のB直線
85
164本のA直線14-27
A2直線と、それに平行な2つのB直線と、
残ったA直線の1つ
364
3本の平行なB直線と、
それに交わるA直線
244
A2直線と、それに平行な2つのB直線
それに交わる1つのB直線
484
4本のB1直線
または
4本のB2直線
24
平行なB1直線と、それに交わる2つのB2直線
自動的に2本のA1直線を追加する。
04〜6
まずA1直線を1つ選び、Mマスを4個使う。
5個目のMマスで交わるB1直線、
6個目のMマスで交わるB2直線 (見た目には4つのB直線とも解釈できるため、4重複とも5重複とも解釈できる)
04or5
3本のB1直線と、選ばれなかったB1直線に平行なB2直線
(上記説明のB1とB2は交換可)
または
隣り合うB直線と、それに交わり、
かつ隣り合わないB1直線とB2直線
244
2本の平行なB直線と、それに交わる3本のA直線125
2本のA1直線
Nマスで交わるB直線、
A2直線
165
2本のA1直線(1通り)
Mマスで交わる2本のB直線(8通り)
2マスだけをつぶすような3本目のB直線(4通り)
325
1本のA2直線、それに交わる2本のB直線とA1直線
A2に平行で、他の直線と3回交わるB直線
485

nマスを塗って初めて現れる重複について(17≦n≦24)

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