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ルールが複雑に感じるとき,事象をもれなく,重複なく分けきるには,ある程度訓練が必要です。 ここでは,このような例題をとりあげます。
1 周できずに刑務所に飛んでしまう不幸なことは,ありがちかもしれません…
某質問掲示板に掲載された問題の改題です。面白そうなので頂きました。
全事象は 64 通りあり,それらは同様に確からしい。 どの目が 2 個出ているかの数字の選び方は 3 通り さいころと目の対応について,4 × 3 = 12 通り 以上より,余事象は 144 通り このうち,題意に適するのは,(1,2) から (5, 6) までの 5 通り 残りの 10 通りの各々について,ちょうど 2 種類の目が出る方法は,24 − 2 = 14 通り 以上より,余事象は 140 通り 以上より,余事象の場合の数は,144 + 140 + 6 = 290 = 2 × 145 よって,求める確率は,
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