例題
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n=4のときで実験してみます。 題意を満たすように動かそうとすると初手は必ず点(1,0)へ動くのですが、 それでは「辺」の数が1つ減り考えにくくなるので、 まずは(0,1)へ動くものも許して全体を数えると、 8C4=70通りあります。 直線y=x+1を l とし、題意を満たさないものを漏れなく 重複なく取り出すことを考えます。 すると、右の図でX0、…X3を 初めて通るものを抜き出していけばよいことに気づきました。 それらを、初めて点Xkに達した先から l に関して 対称に移動させてみたものを並べてみると、以下のとおりになります。 |
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4つの図形を重ねてみると、見事に5×3の長方形が出来上がります。 本当にそうなのか、ぱたぱたアニメで確認してみましょう。 ![]() (n+1)×(n-1)の長方形の対角を結ぶ最短経路の道順の個数と一致します。 よって、一般には次の公式が成り立ちます。 ![]() |